海上運賃高騰および地政学リスクに伴うご説明
お客様各位
拝啓
時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、現在の国際情勢および物流環境の急変に基づき、下記の通り現状のご説明とお願いを申し上げます。
記
1. 中東情勢の緊迫化とエネルギー相場の急騰
既承の通り、本年2月28日の米国・イスラエルによるイランへの軍事攻撃を機に、中東地域の緊張が極限まで高まっております。これを受け、ニューヨーク原油先物市場(WTI)は1バレル60ドル台から100ドル前後へと急騰いたしました。また、為替相場においても有事のドル買いによる円安が進行しており、輸入コストを大きく押し上げる要因となっております。

2. 国際物流網への深刻な影響
軍事攻撃開始から約3週間が経過いたしましたが、情勢は依然として不透明であり、サプライチェーンへの影響が深刻化しております。すでに実施されておりました日本国内の港湾諸掛(THC・DOC FEEなど)の改定要請に加え、今般の情勢急変に伴い、多くの船社において緊急的な海上運賃改定や緊急燃料サーチャージ(EBS・EFS)の導入が相次いでおります。また、航路迂回による航海日数の長期化から全世界的なコンテナ不足が発生しており、一部ではフリータイムの強制短縮等の措置も取られております。
3. 産地原料相場への波及
弊社商品の主要産地であるベトナムやインドネシアにおきましても、昨年来からのアセアン地域を襲った天災による作物への被害によって原料相場が上昇しております。こうした中で、さらに現在の燃油費・物流費高騰から価格を転嫁する動きが顕著になっております。特にウッドペレットにつきましては、原油の代替エネルギーとしての需要が現地で急増しており、既に相場の上昇傾向が顕著となっております。
4. 今後の対応について
弊社といたしましては、引き続き現地工場との連携を強化し、安定供給と品質維持に全力を注いでまいる所存です。 つきましては、今後の市況推移により、お見積内容の再改定をお願いする場合もございますが、諸事情をご賢察いただき、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
最新の情報が入り次第、速やかに共有させていただきます。
敬具